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2009/10/01

鞆について少し考えてみました

今日のニュース
ポニョの「鞆の浦」工事差し止め…景観保護優先
について、少し考えてみました。

鞆に行ったことがある人はわかると思いますが、この町はとても古い町並みがそのまま残っている懐かしい町です。ボクは、子どもの頃から魚釣りに行ったり、最近では毎年、町並みひな祭りに出かけたりしています。なんだか、タイムスリップでもしたかのような錯覚にとらわれる素敵な町です。
少し前には、ここで撮影されたライフカードのCMもありました(下部参照)。バックに見える常夜灯がいい感じです。

けれど、この町は街中から離れているため、バスや自家用車といった自動車で行くしかありません。観光地として存続する以上、道路、駐車場などの整備は欠かせないことになります。が、後ろはすぐ山が迫っていて、広い土地がありません。また、ここはちょうど半島の先端になっているため、鞆を通過していく車も多く走っています。しかし、車が一番通るいわゆるメインストリートでさえ、すれ違いがぎりぎり。通過するだけでとても気を使う道路な訳です。そういう意味では、これら自動車に対してはとても優しくない町並みでもあります。

今回の問題は、この自動車から見た不便な町を便利にしようということ。そのため、海を一部埋め立てて、橋を架け鞆の街中を経由しなくても半島をまわれるようにという工事です。
一見、便利になりそうなこの話、でも観光地を目指しているのであれば、一番有名な常夜灯の向こう側に、新しく架かった橋を車が通るという景観をつくりだしてしまいます。

観光地として発展させていくのであれば、景観は大事。現に観光地として恩恵を受けている事実も大きいと思います。一方で、鞆に住んでいない私が暮らしの上での自動車と道路の問題について、単に景観を損ねるだけで道路を造ってはいけないとは安易に言えない。そこに住んでいる人に、不便を強要することはできないだろうとも思うんです。

気持ち的には、景観保護が5割、橋を架けるのも止むなし1割、どうせ工事をするなら、もっとみんなが納得できる方法を探った方がいいという考えが4割くらいですかねぇ。

一度壊した景観は、二度と同じ形には戻りません。ここは時間をかけて、じっくりと最もいい落としどころを探すことが、福山市に求められた判決だったのではないかと思いました。



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